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まだ、終わっていなかった|INFPが、新しい恋でも前の人と比べてしまう理由

INFP・新しい恋と面影

新しい人と、いい時間を過ごしている。優しくて、一緒にいて穏やかで、不満なんて何もない。それなのに、ふとした瞬間に、前の人の面影がよぎる。あの人なら、こう言ったな。あのときの、あの感じは、もうないな。

比べるつもりなんてないのに、心が勝手に並べてしまう。そして、今の人に失礼だと気づくたびに、自分がひどい人間に思えてくる。新しい人をちゃんと見ていない、過去にしがみついている、と。

もしあなたが今夜、そんなふうに自分を責めているなら、この記事はその問いに、責めない言葉で答えるために書きました。

棚の上の写真立てと、新しい花の小瓶

なぜ、新しい恋でも前の人と比べてしまうんだろう

これは、あなたが薄情だからでも、新しい人を大切にしていないからでもありません。INFPの傾向を持つ人には、とてもよく起きることです。

あなたにとって、終わった恋は、きれいには消えない

INFPの傾向を持つ人は、関係を、始まりと終わりのはっきりした出来事として、すっぱり区切ることが苦手です。心から大切にしたつながりは、別れたあとも、感情の手ざわりとして、内側に静かに残り続ける。だから「終わった」と頭で分かっていても、その恋は、まだあなたの心の風景の一部として、生きているのです。

新しい人が現れても、古い感情は、消えたわけではなく、そこにある。比べてしまうのは、裏切りではなく、まだ消化しきれていないものが、自然と隣に並んでしまうだけなのです。

夜、膝の上に畳まれた大きなパーカーにそっと置かれた手

比べてしまうのは、前の恋を本物として愛したから

もうひとつ、比べてしまうのは、新しい人が劣っているからではありません。前の恋を、いいかげんに扱えなかったからです。心から愛したものは、スイッチのように切り替えられない。残ってしまうのは、その恋が、あなたにとって確かなものだった証です。

そして、その「終わらせきれない」深さは、いつか新しい人を、同じくらい深く愛していくための力でもあります。すぐに切り替えられないのは、薄情の反対なのです。

比べてしまうのは、ひどい人間だからじゃない

「新しい人がいるのに前を引きずるなんて、最低だ」。そう思って、よぎった面影を、必死に打ち消していませんか。

けれど、比べてしまうことと、新しい人を大切にしていないことは、別のものです。あなたは、今の人を雑に扱っているのではなく、過去の恋も、今の恋も、どちらにも本気だから、心が揺れているのです。比べる自分を責めるたびに、あなたは深く愛する自分の心を、罪のように感じるようになっていきます。

朝の光の中、小さな木箱の蓋をそっと閉じる手元

あなたは、ひどい人じゃない

あなたは、ひどい人ではありません。ただ、一度愛したものを、簡単には手放せないだけなのです。その不器用さは、これからの恋を支える優しさでもあります。

自分がどんなふうに人を想い、どんなふうにその想いを抱え続ける人なのか。その感じる順番を知っておくと、消えずに残るこの面影に、あとから自分の言葉で名前をつけられるようになります。

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