本当はつらいのに、「大丈夫」と笑っている。心配されると、かえって落ち着かなくて、「平気だよ」と先に言ってしまう。好きな人の前でも、弱っているところは、見せたくない。
そうやって平気な顔を続けて、ある日、糸が切れたように動けなくなる。あんなに「大丈夫」と言っていたのに、と自分でも戸惑う。そして、素直に頼れない自分を、可愛げがないと責める。どうして普通に甘えられないんだろう、と。
もしあなたが今夜、そんなふうに自分を責めているなら、この記事はその問いに、責めない言葉で答えるために書きました。

なぜ、好きな人にも弱さを見せられないんだろう
これは、あなたが心を開けない人だからでも、相手を信じていないからでもありません。INTJの傾向を持つ人には、とてもよく起きることです。
あなたは、問題を自分の中で片づけてから出す人
INTJの傾向を持つ人は、困りごとを、人に見せる前に、自分の中で解決しようとします。弱っている状態は、まだ片づいていない「未解決のまま」であって、それを誰かに差し出すのは、不完全なものを渡すように感じられる。だから、整えて、答えを出してから、平気な顔で外に出すのです。
その平気な顔は、嘘ではありません。あなたにとって、人に渡してもいい形に整えた結果が、ちょうどそれなのです。

大切な人の前ほど、鎧は厚くなる
もうひとつ、弱さを見せるとは、自分の制御を手放すことです。そして、いちばん大切に思う相手の前では、「頼りない」と思われたときの痛みも、いちばん大きい。だから、好きな人の前でこそ、鎧は厚くなる。
限界が急に来るのは、途中で何も漏らさなかったからです。少しずつ吐き出せないぶん、抱えきれなくなった瞬間に、すべてが一気にあふれる。強がってしまうのは、可愛げがないからではなく、好きな人にこそ、未解決の重さを背負わせたくないからなのです。
強がってしまうのは、可愛げがないからじゃない
「もっと素直に甘えられたら、可愛げもあるのに」。そう思って、頼れない自分を、責めていませんか。
けれど、強がることと、可愛げがないことは、別のものです。あなたは、甘え方を知らないのではなく、相手を大事に思うほど、負担をかけたくないだけ。強がる自分を責めるたびに、あなたは自分の責任感の強さを、欠点のように感じるようになっていきます。

あなたは、可愛げがない人じゃない
あなたは、可愛げがない人ではありません。ただ、大切な人にこそ、ちゃんとした自分でいたいだけなのです。弱さは、渡してはいけないものではないのかもしれません。
自分がどんなふうに人と向き合い、何を抱え込む人なのか。その守り方の順番を知っておくと、平気な顔の下にしまってきたものに、あとから自分の言葉で名前をつけられるようになります。
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