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好きなのに、そっけなくなる|INTPが、好きな人の前で言葉が出ない理由

INTP・恋と言葉

どうでもいい相手とは、いくらでも軽口を叩けるのに、好きな人の前に立つと、なぜか言葉が出てこない。気の利いた返しもできず、「うん」「そうだね」と、短く返すだけになる。

あとで思い返して、あんなにそっけなくして、冷たいやつだと思われたかもしれない、と落ち込む。好きなはずなのに、好きな人にほど、うまくできない。こんな自分は、どこかおかしいのではないか、と責める。

もしあなたが今夜、そんなふうに自分を責めているなら、この記事はその問いに、責めない言葉で答えるために書きました。

カフェのテーブルで、自分のカップを両手で固く握る手元

なぜ、好きな人の前ほどそっけなくなるんだろう

世間では、こうしたふるまいを「好き避け」と呼んだりします。けれど、これは、あなたが冷たいからでも、本心では好きではないからでもありません。INTPの傾向を持つ人には、とてもよく起きることです。

あなたは、口に出す前に、頭の中で確かめる人

INTPの傾向を持つ人は、言葉にする前に、頭の中で一度それを点検します。ふだんは、その確認のための余裕が、ちゃんとある。けれど、好きな人の前では、一つひとつの発言の重さが、跳ね上がる。これは変ではないか、重すぎないか、と内側の点検が一気に厳しくなる。

その結果、感じていることと、口から出る言葉のあいだに、大きな隙間ができる。外から見えるのは、沈黙か、そっけない短い返事。内側で起きている渋滞とは、正反対の姿なのです。

夜の横断歩道で、信号を待つ足元と赤い光の反射

そっけなさは、好きすぎることの裏返し

もうひとつ、どうでもいい相手にすらすら話せるのは、「うまく言わなければ」という圧が、まるでないからです。失敗しても、なんの痛手もない。けれど、いちばん大切な人の前では、その圧が最大になる。だから、いちばん点検が厳しくなり、温かい言葉ほど、外に出る手前で引っかかってしまう。

そっけなくなるのは、おかしいからではありません。むしろ、好きすぎて、言葉を選びすぎているだけ。あなたの冷たさは、熱を持ちすぎた内側の、ほんの先っぽが見えているにすぎないのです。

そっけなくなるのは、おかしいからじゃない

「好きな人にほど冷たくしてしまうなんて、自分はどこか壊れている」。そう思って、うまく話せない自分を、責めていませんか。

けれど、言葉に詰まることと、心が冷たいことは、別のものです。あなたは、気持ちがないのではなく、気持ちがありすぎて、出し方に詰まっているだけ。そっけない自分を責めるたびに、あなたは自分の慎重さを、欠陥のように感じるようになっていきます。

朝の机に、ほどけて真っ直ぐ置かれたイヤホンのコード

あなたは、おかしい人じゃない

あなたは、おかしい人ではありません。ただ、好きな人の前でこそ、言葉を大切にしすぎてしまうだけなのです。

自分がどんなふうに人と言葉を交わす人なのか。その伝え方の順番を知っておくと、好きな人の前で出てしまうこのそっけなさに、あとから自分の言葉で名前をつけられるようになります。

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